役員が亡くなった場合、会社は弔事対応と並行して、役員変更登記や代表権、後任選任、銀行・許認可の届出を確認する必要があります。特に代表者や少人数会社では、会社の意思決定が止まらないよう早めに手続を整理します。この記事では、役員死亡時に会社が確認する事項をまとめます。

死亡日と役職を確認する

最初に、亡くなった役員の役職と登記事項を確認します。

取締役、代表取締役、監査役、会計参与など、どの地位にあったかで必要な対応が変わります。死亡日を確認できる資料や社内記録を整理し、登記申請に必要な書面を司法書士に確認します。

後任選任と代表権を見る

亡くなった役員が代表者だった場合、会社を代表する人をどうするかが重要です。

取締役会設置会社かどうか、定款上の役員数、残った役員の構成、後任選任の決議機関を確認します。会社の機関設計によって必要な議事録や就任承諾書が変わります。

登記と届出を進める

役員死亡により登記事項が変わる場合、変更登記を申請します。

添付書面、登録免許税、申請期限は具体的事情で変わるため、法務局情報と司法書士確認を前提にします。代表者変更がある場合は、会社実印や印鑑届出、電子証明書の扱いも確認します。

関係先へ連絡する

登記だけでなく、取引先や公的手続の変更も必要になることがあります。

銀行、税務署、年金事務所、労働保険、許認可、保険、契約先、会計ソフト、社内アカウントの権限を確認します。相続人との関係で株式や貸付金が問題になる場合は、弁護士や税理士にも相談します。

初動チェック

役員死亡時は、登記、代表権、相続関係を分けて確認します。

確認項目見るポイント
役職取締役、代表者、監査役
日付死亡日、確認資料、社内記録
後任選任決議、就任承諾、代表権
登記添付書面、登録免許税、期限
周辺銀行、許認可、株式、貸付金