合同会社の社員が退社する場合、株式会社の株主や取締役の退任とは異なる確認が必要です。社員は出資者であり、業務執行や代表権を持つこともあるため、持分、定款、登記、税務・会計を分けて整理します。この記事では、合同会社の社員退社で確認したい事項をまとめます。

退社事由を確認する

まず、なぜ社員が退社するのかを確認します。

任意退社、死亡、合意、定款で定めた事由など、退社事由によって必要な書類や時期が変わります。退社日、通知、社員間の合意、定款の定めを整理します。

持分払戻しを確認する

社員が退社すると、持分の払戻しや出資の扱いが問題になります。

会社の財産状況、払戻額、支払時期、会計処理、税務上の扱いを確認します。資金繰りに影響するため、金額を決める前に税理士へ相談します。

業務執行と代表権を見る

退社する社員が業務執行社員や代表社員だった場合、会社運営に影響します。

残る社員で業務を続けられるか、新たな代表社員を定める必要があるか、定款変更が必要かを確認します。一人社員の合同会社では、退社により会社の存続が問題になることがあるため、早めに専門家へ相談します。

変更登記と届出を確認する

社員退社によって登記事項が変わる場合は、変更登記を確認します。

代表社員、資本金、目的、本店など他の変更と同時に行う場合は、添付書面や登録免許税を司法書士に確認します。銀行、税務、許認可、契約先への届出も忘れずに確認します。

退社前チェック

社員退社は、持分と代表権を分けて確認します。

確認項目見るポイント
退社事由、退社日、通知、合意
持分払戻額、支払時期、税務
権限業務執行、代表社員、残る社員
登記代表社員、資本金、添付書面
届出銀行、税務、許認可、契約