会社設立後は、登記や税務届出だけでなく、取引先に見せる連絡先やウェブサイトも整える必要があります。ドメイン、法人メール、ウェブサイト、請求書表記がばらばらだと、信頼性や管理面で不便が出ます。この記事では、設立後に整えたいウェブまわりの準備を整理します。

ドメインを取得する

会社名やサービス名に合うドメインを取得すると、メールやウェブサイトを統一できます。商号が決まったら、ドメインの空き状況も確認します。

登記できる商号と、ドメインや商標で使いやすい名称は別の問題です。似た名前の会社や商標がないかも確認します。将来のブランド展開を考えるなら、主要なドメインを早めに押さえることも検討します。

法人メールを用意する

会社用のメールアドレスは、取引先、金融機関、サービス申込でよく使います。個人のフリーメールではなく、会社ドメインのメールを用意すると管理しやすくなります。

代表アドレス、請求用アドレス、問い合わせ用アドレスを分けるかを決めます。退職や担当変更があっても引き継げるように、個人名だけに依存しない運用を考えます。

ウェブサイトを整える

ウェブサイトは、会社の実態を説明する資料になります。法人口座の開設や取引先審査でも、事業内容を確認されることがあります。

会社概要、事業内容、所在地、代表者、問い合わせ先、実績、サービス説明を掲載します。設立直後で実績が少ない場合は、提供予定のサービスや代表者の経験を分かりやすく示します。

表示義務を確認する

ECやオンラインサービスを行う場合は、特定商取引法に基づく表示やプライバシーポリシーが関係します。個人情報を扱う場合は、利用目的や管理方法も確認します。

表示内容は事業内容によって変わります。販売価格、支払方法、返品、事業者名、所在地、連絡先などを整理します。法的な表示に不安がある場合は、弁護士や行政庁の情報を確認します。

請求書や名刺と統一する

会社名、所在地、電話番号、メール、URLは、請求書、名刺、契約書、ウェブサイトで統一します。情報がずれていると取引先が混乱します。

本店移転や商号変更があった場合は、ウェブサイト、メール署名、請求書テンプレート、電子契約、銀行登録情報も更新します。変更漏れを防ぐために管理表を作ると便利です。

準備チェック

ウェブまわりは後回しにされがちですが、設立後すぐに使う場面が多くあります。登記完了後に順番に整えます。

項目確認すること
ドメイン会社名やサービス名と合うか
メール代表、請求、問い合わせ
サイト会社概要、事業内容、連絡先
表示特商法、プライバシーポリシー
書類請求書、名刺、契約書との統一