シェアリングサービスを法人で始める場合、利用者同士をつなぐ仕組みだけでなく、利用規約、本人確認、手数料、決済、事故対応、レビュー、保険、個人情報を確認する必要があります。対象が場所、物、人、スキル、移動手段のどれかで許認可や責任範囲が変わります。この記事では、シェアリングサービスの会社設立前に整理したい事項をまとめます。

対象と立場を明確にする

まず、自社が何をシェアさせ、どこまで関与するのかを決めます。

場所、車両、物品、スキル、家事、専門サービス、体験では確認すべき法律や許認可が変わります。自社が当事者として提供するのか、利用者間取引の場を提供するのかを整理します。

利用規約と本人確認を整える

シェアリングサービスでは、利用者同士のトラブルを想定した規約が重要です。

本人確認、禁止行為、キャンセル、返金、レビュー、通報、アカウント停止、事故時対応、反社会的勢力排除を決めます。デジタル庁のモデルガイドラインなども確認先になります。

決済と手数料を確認する

手数料、月額課金、売上分配、保証金、キャンセル料、保険料の扱いを整理します。

利用者から預かった金銭をどう扱うか、決済代行を使うか、返金時の会計処理を税理士に確認します。資金移動や前払式支払手段に関係しないかも弁護士確認を検討します。

個人情報と安全管理を見る

本人確認資料、住所、位置情報、レビュー、メッセージ、決済情報を扱う場合があります。

プライバシーポリシー、委託先、保存期間、削除、漏えい時対応を整えます。事故や損害に備えて、保険、緊急連絡、問い合わせ体制も決めます。

設立前チェック

シェアリングサービスは、責任範囲と安全管理を先に固めます。

確認項目見るポイント
対象場所、物、人、スキル
立場当事者、仲介、場の提供
規約本人確認、禁止、返金、停止
決済手数料、保証金、売上分配
安全保険、事故対応、個人情報