初めて会社を設立するときは、何から決めるべきか分からず、費用や書類だけを先に見てしまいがちです。実際には、会社形態、商号、本店、事業目的、資本金、役員、設立後届出がつながっているため、順番を間違えると手戻りが起きます。この記事では、初回の法人化で迷いやすい項目を実務の順番で整理します。

会社形態から決める

まず、株式会社にするのか合同会社にするのかを決めます。

費用、信用面、出資者、役員構成、将来の資金調達、取引先の見え方が変わります。迷う場合は、初期費用だけでなく、将来の増資や投資家参加、役員変更のしやすさも含めて確認します。

基本事項をまとめて決める

会社形態が決まったら、商号、本店所在地、事業目的、資本金、役員、事業年度を整理します。

これらは定款や登記申請に反映されるため、別々に決めるより一枚のメモにまとめると抜け漏れを減らせます。許認可が関係する事業では、事業目的や本店・営業所を先に確認します。

費用と資金繰りを見る

設立費用は、登記の実費とサービス・専門家費用を分けて見ます。

登録免許税、定款認証、印鑑、証明書、会計ソフト、税理士、司法書士、設立後の社会保険や税務届出を確認します。設立費用を払った後に、運転資金がどれだけ残るかも重要です。

設立後の届出を予定に入れる

登記が完了しても、法人としての手続は続きます。

税務署、都道府県・市区町村、年金事務所、労働保険、雇用保険、銀行、インボイス、許認可、取引先への通知を確認します。届出期限は制度ごとに異なるため、公式情報を見ながら進めます。

設立前チェック

初めての会社設立では、順番を固定して一つずつ確認します。

順番確認項目
1会社形態、設立目的、相談先
2商号、本店、目的、資本金
3定款、出資、役員、印鑑
4登記申請、証明書、法人番号
5税務、社会保険、銀行、許認可