--- title: "D2Cブランドの会社設立:製造・販売・表示の確認" description: "D2Cブランドの会社設立について、製造委託、在庫、EC販売、特定商取引法表示、景品表示法、返品、物流、知的財産、資金繰りを整理します。販売開始前の確認に役立ちます。" date: 2026-05-29 category: 基礎知識 tags: [D2C, EC, 表示] related_links: [guide, support] draft: false --- D2Cブランドを法人で始める場合、商品企画や販売ページだけでなく、製造委託、在庫、表示、返品、物流、知的財産、資金繰りを確認する必要があります。消費者向け販売では、特定商取引法や景品表示法などの表示ルールも関係します。この記事では、D2Cブランドの会社設立前に整理したい事項をまとめます。 ## 商品と製造体制を確認する まず、何を誰が製造し、どこで保管し、どのチャネルで販売するかを整理します。 自社製造、OEM、輸入、仕入れでは契約と責任範囲が変わります。食品、化粧品、医療機器、子ども向け商品などは、個別の許認可や表示規制を確認します。 ## EC表示と返品対応を整える EC販売では、販売価格、送料、支払方法、引渡時期、返品・交換、事業者情報などの表示を確認します。 消費者庁の特定商取引法ガイドや景品表示法の情報を確認し、誇大表示や有利誤認につながる表現を避けます。セール、定期購入、初回割引を行う場合は、条件表示を特に慎重に確認します。 ## 知的財産とブランドを守る ブランド名、ロゴ、パッケージ、商品写真、コピー、ドメイン、SNSアカウントは資産になります。 商標出願の検討、デザイナーとの著作権契約、写真素材の利用範囲、模倣品対策を確認します。製造委託先との秘密保持や金型・原材料の扱いも契約に入れます。 ## 資金繰りと在庫を管理する D2Cは、売上より先に製造費、広告費、在庫、物流費が発生しやすい事業です。 最低発注数量、在庫保管、返品ロス、広告費、決済手数料、配送費、同梱物、カスタマーサポートを見積もります。消費税、インボイス、会計ソフトも税理士に確認します。 ## 設立前チェック D2Cブランドは、販売表示と在庫資金を同時に管理します。 | 確認項目 | 見るポイント | |---|---| | 商品 | 製造、OEM、輸入、許認可 | | 表示 | 特商法、景表法、返品条件 | | ブランド | 商標、著作権、ドメイン | | 物流 | 在庫、配送、返品、CS | | 資金 | 製造費、広告費、決済手数料 |