--- title: "オンラインスクールの会社設立:規約・決済・個人情報" description: "オンラインスクール事業で会社設立する人向けに、事業目的、利用規約、決済、返金ルール、個人情報、講師契約、特商法表示の確認点を初期設計の実務目線でわかりやすく解説します。" date: 2026-05-29 category: 基礎知識 tags: [オンラインスクール, 利用規約, 会社設立] related_links: [guide, support] draft: false --- オンラインスクールを会社で運営する場合は、会社設立だけでなく、利用規約、決済、返金、講師契約、個人情報管理を整える必要があります。動画教材、ライブ講座、コミュニティ、資格講座など、提供形態によって確認事項が変わります。この記事では、オンラインスクールの会社設立前に見るポイントを整理します。 ## 事業目的を整理する オンラインスクールでは、教育サービス、研修、教材販売、動画配信、コンサルティングなど複数の要素が混ざることがあります。定款の事業目的では、実際の提供内容が伝わるようにします。 資格取得支援や専門分野の教育では、業法や表示規制が関係することがあります。学校教育法上の学校と誤認される表現や、資格取得を保証する表現には注意します。 ## 利用規約を整える オンラインスクールでは、受講条件や禁止事項、返金、退会、教材利用、著作権、アカウント共有禁止などを利用規約で定めます。 動画や教材の複製、無断転載、講座内容の保証、受講者同士のトラブル対応も確認します。定額課金の場合は、解約条件や更新の扱いを分かりやすくします。 ## 決済と返金を確認する オンライン決済を使う場合は、決済代行サービスの審査や手数料、入金サイクルを確認します。返金ルールも事前に決めます。 クレジットカード、銀行振込、分割払い、サブスクリプションなど、支払方法によって運用が変わります。特定商取引法に基づく表示や返金条件も整えます。 ## 個人情報を管理する 受講者の氏名、メールアドレス、決済情報、学習履歴、問い合わせ内容を扱うため、個人情報管理が重要です。 プライバシーポリシーを整え、利用目的、安全管理、外部サービス利用、第三者提供を確認します。講師や外注先が受講者情報を見る場合は、権限管理も必要です。 ## 講師契約を確認する 外部講師を使う場合は、業務委託契約や出演契約を整えます。報酬、教材の権利、撮影データの利用範囲、秘密保持、競業避止を確認します。 講師が作成した教材や動画の著作権を誰が持つかは重要です。後から使えなくならないように、契約で明確にします。 ## 設立前チェック オンラインスクールは、ウェブサービスと教育事業の両方の要素があります。登記前から運用ルールを整えます。 | 確認項目 | 見るポイント | |---|---| | 目的 | 教育、教材、研修、配信 | | 規約 | 受講条件、返金、禁止事項 | | 決済 | 手数料、入金、解約 | | 個人情報 | 受講者情報と外部サービス | | 講師契約 | 報酬、著作権、利用範囲 |